社会に対して私が思うこと

私の頭と心の中のこと。(誰かの救いになりますように)

性別に関する色

 

入社式の椅子の色の話

 

会議室内で入社式の準備をすることになった。

新入社員は男性女性1人ずつ入る。

 

座る椅子を準備することになった。

60代男性上司はその時に言った。

「男の子は黒い椅子で、女の子は赤い椅子で丁度いいですね」

 

そういうことにならないように私は黒い椅子を2つ並べて準備していたのに。

 

私は、

「今は男の人は黒とか女の人は赤とかはどうですかねえ」と伝えた。

 

そしたら上司が、

「あ!失礼しました。そうだよね。」と言ってくれたのでまだ全然良かった。

ジェンダーに関するニュースを少しは知ってるんだなあと思った。

 

私「結構そういうの気にされる方も多い時代なので」と言った。

 

うん、

私も今こんなにジェンダーについて議論されていなければ、男の人用に黒い椅子を準備して女の人用に赤い椅子を用意していたのかもしれない。

 

そんな感じで、上司も無意識的にそういう男女の色が区別されてしまっているんだと思う。

もう本当に無意識的で植え付けられてるんだよね。黒とか青は男の子の色で、赤とかピンクは女の子の色って。

 

ランドセルと同じ感じだよね。ランドセルの色を今は色々選べるみたいだけど、昔は赤いランドセルを背負うことに対してもなんとも思っていなかった。

 

そうやって意識して考え方を変えることがジェンダー論では大切なことなのかな?意識的に変えるのもうーんと思うし、色なんてなんでもいいじゃんって思ってもしまう。意識をしているようじゃまだまだ性差はなくならないってことなのかな。

 

もし、黒と赤の椅子が2つあって、入社する子同士事前に性別が分かっていたら、一番初めに来た子はどちらの椅子に座るんだろうか。

男の子は黒を選び、女の子は赤を選ぶのであろうか?

 

それこそトイレのアイコンの色もだよね。赤と青で分かりやすいって頭が認識してるんだよね。

もし青いマークが女の子でスカート履いててわ赤いマークで足があったら紛らわしいなって思うと思う。

し、スカートマークが女性ってのも難しい。

ってなると、デカ太字で女・男が1番なのか、、

 

 

これは文房具の色の話

 

さっきの話以外でも男女の色について考えさせられることがある。

会社にある文房具の色(ハサミの持ち手やホチキスなど)は赤と青が多かったし、注文サイトで前に見たとき赤と青が多かった気がする。

 

でも最近黄緑色をよく見かける。

これもきっとジェンダー色をなくす心がけなのかなと思った。

黄緑ってなんか男女共に合うというか使いやすい色だもんね。男女兼用的な。

 

↑でもこの時点で男女を意識しているってことじゃん。男女をなくすためにみたいな。考えすぎ?

 

難しい、、

 

色の男女差について考えすぎて、元々ピンクが好きな女の人がピンクを選ばなくなったりもあるのかなあとか色々考えちゃう。

単純にどれも好きな色を選べればいいだけなんだけどね。で、それを冷やかしたりしなきゃいいんだけどね。

男の人もピンクが好きでいいし、女の人も黒が好きでいい。

 

備品等の色は統一するか、何色も用意するかだなあと気付かされた話です。

 

 

ジェンダー論の線引がよく分からない20代後半女性の思うことです。